67.昭和22年6月 夫婦の時間

2019年4月25日

「ふふふ、ふーんふんふん~」

 春香が蔵の玄関口にある調理場で、割烹着かっぽうぎに身を包み、機嫌良さそうに鼻歌をうたいながらお鍋を見ている。

 ……ああ、なんて幸せなんだろう。
 ただ調理をしている彼女を見ているだけだというのに。これが幸せをかみしめるっていうことだろうか。
 きっと今の俺はゆるみきった顔をしていることだろう。

 春香もさっきからチラチラとこちらを見てくる。
 そのたびに目が合って、恥ずかしそうにお鍋に視線を戻す。かと思えばこちらの様子を窺うように、再びチラリと見てはまたすぐにお鍋に……。

 ふふふ。そんな春香が可愛い。
 間違いなく彼女も幸せを感じていて、気持ちをどう表現していいのか、わからないでいるのだろう。

 久しぶりの夫婦水入らずのひととき。さっきからお出汁だしのいい香りが漂ってきている。言葉をかわすこともないけれど、ゆったりと流れていくこの時間、この雰囲気が心地よい。

 どうやら料理ができたようだ。そろそろちゃぶ台の準備をしておこう。
 壁際にたたんでおいたちゃぶ台を組み立て、そのまま台所に向かう。玄関の上がり口にあたる板間にお盆が並んでいて、そこにおはしやご飯茶碗ぢゃわんが用意されていた。

 春香がお鍋のおかずをお皿に移しているのを横目に見ながら、そのお盆を取り上げた。――ほう。今日は煮魚か。

 ちゃぶ台にもどってお箸や食器を並べる。すぐに、おかずを持って春香がやって来た。

 目の前に置かれたお皿には、じっくりと味の染みこんだ魚の切り身が乗っている。刻んだ生姜しょうがが添えてあり、うっすらと湯気が立っていた。
「うまそうだな」

 思わず口の中につばがいてくる。5年ぶりの愛妻料理だ、うまくないわけがない。

 待ちきれない様子がわかったのか、春香が苦笑しながら手早く俺の茶碗に麦ご飯をよそってくれた。
 茶碗に盛られたご飯。飯ごうのふたじゃない、俺の茶碗だ。そのことがとても嬉しかった。

 うん?

 春香の目もとがうるんでいる。
 その視線の先には、先ほど並べた俺のご飯茶碗があった。

 すぐに俺が見ているのに気がついたのだろう。そっと微笑んで、
「ようやくそのお茶碗をまた使えたなって思って……」
と小さな声で言った。

 そうだよな。
 おそろいの夫婦めおと茶碗。春香はずっとずっと、これを使うのを待っていたんだ。だけどね……、そんなことを言われたら泣けてくるじゃないか。

 目の前のちゃぶ台には、並んだ2つのおかず、並んだ2つのお箸、並んだ2つのお味噌汁に、今ご飯茶碗も並んでいる。
 かつては当たり前の光景だったけれど、それがこんなにも愛情にあふれたものだったなんて……。

 黙りこくった俺を見て、春香が照れくさそうに笑った。
「――ね。ご飯にしよう」

 お互いにわかっているよとばかりに微笑みあい、少し潤んだ目もとをぬぐってから両手を合わせる。

「いただきます」
「いただきます」

 この食事の挨拶をするのにも、2人して何故か照れてしまう。

 幼なじみから恋人になり、そのまま結婚した俺たちには、付き合い始めの初々ういういしさなんてなかったけれど、新婚さんってもしかしてこんな感じなのかもしれない。


 この5年間。春香はどんな風に過ごしてきたんだろう。何を見て、何を感じ、そして何をしてきたのか。
 ふとそんなことを思う。

 俺たちは永い永い年月を共に暮らしてきた。相手のことで知らないことなんてないくらいに。
 それが今、目の前にいる春香は、俺の知っている春香ではなく、俺の知らない経験を積んで成長した1人の女性のように見えた。
 それが少し寂しくも感じるが、すごいと尊敬をも覚える。

 ……まあ、すぐにベタベタの甘々な俺たちになるとは思うけどさ。


「なんかね」と春香が言いかけた。
「うん?」
「夏樹が帰ってきたら、聞いてもらおうと思っていた話がたくさんあるんだけど……。なんだか、もう、そんなのどうでもよくなっちゃった」

 春香がそう言って微笑み、すぐに、
「あ、でもやってもらおうと思ってたことはあるから、それは後でやってもらうからね」
「やってもらいたいこと?」

 なんだろう。どこかで雨りでもして手つかずなのか?

「そうそう。今日は寝るときに抱きしめてもらって、耳元で愛してるって100回はささやいてもらうから。それから――」

 なにそれ可愛いな。
 でも100回も愛してるって言っていると、その言葉が軽くなりそうな気もする。
 ……そうだ。それなら100回のキスをしよう。その言葉のかわりに。唇でもおでこでも首筋でも手でもどこでも。春香を愛撫あいぶするように、何度も何度も口づけをしよう。

「あー、わかったわかった。俺にもやりたいことがある。だけど、まずはご飯を食べちゃおう。せっかく春香が作ってくれたんだし」
「あ、はは。そうだね」

 さっそく箸で身をほぐし、そっと口に入れた。お出汁と魚の旨みがじわりと口に広がる。懐かしいこの味付け。……ああ、うまい。
 久しぶりに食べる春香の食事は、今まで食べたどんな料理よりもおいしかった。


 食事が終わり、春香が片付けをしている間に、俺はお風呂を入れることにした。
 ただそれだけなのに「私も一緒に行く」と言い出した春香に、居間を挟んで向こう側に行くだけだし、どこにも行かないからとなだめ、1人でお風呂場に行く。

 離れるのが怖いんじゃない。片時も離れなくないのだろう。その気持ちは俺にもわかっていた。

 湯船に水を張り、鉄砲風呂のボイラー部分にまきを入れて火を点ける。洗い場にあるイスに腰掛けて、じっと浴槽よくそうのお湯を見つめながら温まるのを待つ。
 温められたお湯が湯船の表面に上がってきて、浴槽よくそうはしの方へと流れていく。

 ああ。風呂か。前に入ったのは一体いつだったろうか?

 ビルマの雨に濡れ、全身がびしょびしょになったことなら何度でもある。
 バケツをひっくり返したような雨の中を進軍していったみんな。崩れた道を補修し、泥まみれになりながら通り抜け、そして熱に侵されては倒れ、雨ざらしになっていた奴もいた。

 退却路たいきゃくろで見た、あの白骨となった戦友。彼らは今も、遠く離れたビルマの山中で、退却してくる戦友を待ち続けているのだろう。あの雨のジャングルで。

 チンドウィン川を渡ったはいいものの、あれからも激しい撤退てったいがつづいた。あの時も――。


 思考が深みにはまっていこうという時、後ろから春香が抱きついてきた。いつのまにか風呂場に来ていたようだ。

 背中が柔らかく温かいぬくもりに包まれる。
「夏樹……」
 肩越しに俺の首元に顔をうずめ、ささやくその声。彼女の息が首筋をくすぐる。

 どうやら不安がらせてしまったか。

 前に回された彼女の腕に、そっと右手を添える。
「大丈夫だよ」
「うん」
 そうつぶやくけれど、彼女は離れようとしない。

 左腕を彼女の頭に添え、そのまま振り向いて唇を重ねた。
 やわらかいこの感触。春香も少し汗をかいているようだ。かぎなれたこの匂いに、この日だまりのようなぬくもりに包まれていると、穏やかな気持ちになっていく。

「俺はここにいる。もうどこにも行かないさ」
 そう言うと、春香がぎゅっと俺を抱く腕に力を入れた。
「うん。……さっきは少し怖い顔をしてたから」
「そうか。あの戦場を思い出しちゃって……。すまん」
「いいのよ。忘れちゃいけない。そうでしょ? だって私たちは――」

 春香の言いたいことはわかっている。
「人間を学んでいる。そのために歴史をたどっている修行の身」

 そのとおりだ。今回の戦争は思いっきり、その残酷ざんこくな一面を見続けてしまった。

「そして、夏樹は1人じゃないんだよ。私がいる。……だから、貴方のその辛い気持ちを私にも分けて」

 今日だけは、戦争の話をするつもりはなかった。帰ってきた今日だけはと、そう思っていた。
 でもこうして春香と一緒にいると、幸せを感じる度にあの戦場を思い出してしまう。

 ――やはり、まずは春香に話を聞いてもらうのがいいだろうか。春香がどう思うか少し怖いけれど、そこがスタートラインなのかもしれない。

「なあ春香、聞いて欲しい。ビルマで何があって、どんな風に、俺たちが戦ってきたのかを。少し長くなるけれど、聞いてくれるか?」

 おそるおそるそう尋ねる俺だったが、春香は即座に、
「うん。いいよ」
と言ってくれた。

 俺から離れた春香が洗い場の床にじかに座る。
 そのまま俺はインパールに向かって戦っていた日々を、そして撤退し、戦友たちが死んでいった様子を話しはじめた。
 秀雄くんの最後も含めて――。


 お風呂場に俺の声が響く。温かい蒸気が伝わってくる浴槽を前にして、時おり言葉に詰まりながらも俺は話し続け、春香は最後までじっと聞いていてくれた。

 途中で何度もお湯が冷めてしまったので、新たな薪をくべた。そして、長い長い話を終えたとき、春香は俺の方を見た。
 だが、俺はその目を見つめかえすことができずに、少しうつむいてしまった。

 怖かった。理由はわからないけれど、ただ怖かった。

 けれど春香はそんなことお構いなしに俺の傍にやって来て、俺の手を握る。
「よくがんばったね。夏樹。話してくれてありがとう」

 その声を聞き、おそるおそる春香を見る。彼女は微笑んでいた。
 その笑顔を見た途端、俺は知らない間に背負っていた何かが消えていくのを感じた。まるで罪の許しを得られたかのように、救いの光をみたように。

 そうか。こんなにも気持ちが楽になるのか。春香に話を聞いてもらうと。

 春香の目をじっと見つめる。その澄んだ瞳が吸い込まれるように美しい。
 何かな? といいたげに首をかしげる春香に、
「愛してる」
と言うと、不意打ちだったみたいで、少し照れた様子で顔をそらし、
「私も。――ねえ。そろそろお風呂に、入ろう?」
とはぐらかすように言っていた。



 背中を流し合って一緒に湯船に入り、ゆったりとした一時ひとときを過ごす。
 他愛もない会話を交わしながらも、春香の背中を流すときには柔らかくしっとりした肌に妙にドキドキしたし、久しぶりに見る彼女のまろやかな胸に視線がくぎ付けになった。

 まあバレバレだとは思うけれど、そんな気持ちを抑えつつ、お風呂から上がって浴衣に着替え、居間でのんびりとした気持ちで窓の外を眺めていると、春香が酒器をお盆に載せてやってきた。

 雨は降っていないようだけれど、あちこちからカエルの鳴き声がにぎやかしく聞こえてくる。それがまた松守村らしくて懐かしい。

 小さく2人だけの乾杯をして、さっそくお猪口ちょこを口にする。おそらく神力を使ったのだろうけど、よく冷えたお酒がすっとのどを通り、腹の中から俺の体を清めてくれるような、そんな感じがした。

 カエルの声をBGMにして、1口、2口とお酒が進む。
 いが回ってきたのか、少しいい気持ちになりながら、
「やっぱり日本酒は旨いな」
「向こうではどんなお酒を飲んでいたの?」
「ああ……、将校はウイスキーとか手に入れていたみたいだけど。俺たちひらの兵士は地元のチン族の作ったお酒とかだ。ヅウって名前で黄酒みたいに濁っててさ」
「ふうん」

 ま、ズウも手作りとしては悪くはなかったけどね。

 ふと脳裏に亡くなった増田の顔が思い浮かぶ。あいつも子供を残してってしまった。同じように父を亡くした子供たちが大勢いることだろう。
 戦場に散っていった戦友達のことを思えば、もちろん限界はあるが、俺も春香と同じように子供たちを引き受けようとしただろう。
――ああ、そうだ。こっちでは子供たちを引き取ったんだったか。

「そういえば子供たちを引き取ったんだったね」
 すると春香は少し物憂ものうげな表情を浮かべ、手元のお猪口に視線を落とした。
「うん。……見ていられなくてさ」

 そっと左手をのばして、春香の手に重ねる。ピクッとした春香が、おそるおそる俺を見た。俺は彼女の目を見ながらゆっくりとうなずいた。

「わかるよ。俺も色々と見てきたからな」

 この様子、春香も悲惨な光景を見てしまったんだろう。一体なにを見てきたのかわからないけれど。

「なあ春香」
「なあに」
「今度はお前の話を聞かせてくれないか」
「うん。……まあ、夏樹ほどじゃないけれど、こっちも色々あったなぁ。長くなるよ?」
「構わないよ」
「そう。それじゃあ――」


 それから聞いた春香の話に、彼女の苦労を知る。
 清玄寺で学童疎開そかいがあったこと。そして、東京大空襲くうしゅうに、寮母りょうぼだった女性の死。
 子供たちと暮らした生活。俺を待ちつづけた日々。

「色々あったんだな」
「まあね」

 春香の手をなで続ける。
 この手で子供たちの面倒を見てきたのか。そう思うと、俺には春香が何か尊いもののように思えた。

 ちゃぶ台の向こうで微笑む彼女。この歳の姿の春香は、若い時と違った美しさがある。
 しっとりと柔らかい手。どこかいろのある表情。……もちろん、そんなものがなくても、俺にとってかけがえのない、世界で唯一の女性であることには変わりがない。

 この手を握りながら、ずっと世界を回ってきたんだよなぁ。なんてすごい女性なんだろうか。そして、なんて愛おしいんだろうか。

 同じこの手で、俺のために千人針を作ってくれたんだ。俺のために春香人形を作ってくれたし、そして、胸のポケットにお守り代わりに自分の下の毛をい込んでいてくれた。
 そのどれもが、あの悲惨な戦場で、俺を守ってくれたと思う。

 気がついたらつぶやいていた。
「ありがとうな」
「うん?」と、いぶかしむ春香。
「お守りのことさ」
「ああ……、千人針」
「いや、それだけじゃなくってさ。人形もそうだし、胸のポケットの……、毛?」
「毛ぇ言うな」
 わざとだろうけど、久しぶりにほおを少しふくらませている。

「ははは。見た時は驚いたけど、まあその……」
「ふっふっふっ。あのお守りを何に使ったのかわからないけれど、役に立ったんならよかった」

 ちょっと引っかけるような言い方だけど、変なことには使っていないぞ?
 あんな大切なもの、大事にとっておくに決まってるじゃんか。それにさ、

「お前が、自分で抜いているところを想像するとおもしろくって」
「うっ」

 こんな表情をするってことは、やっぱり恥ずかしかったんだろうね。ふふっ。


 少し間があいて、春香が急にニヤリと笑みを浮かべた。なんだ? 何かする気か?

「私もこれになぐさめられたからね~」
と言いながら、春香は長い枕をひょいっと取り出して、胸もとに抱き込む。
 思わず、それを指さして、
「あー! それが俺の枕か!」
と声を上げてしまった。
「そうだよ。見せるのは初めてだよね~。これに夏樹の浴衣を着せてね。抱きついて寝てました」

 抱き枕だけに1メートルほどの長さがあって、その先端にまるでマジックで描いたような人の顔が、布を器用に切り抜いて縫い付けてある。

「それ、俺に似てるかあ?」
「え~。似てるでしょ」
「いや、デフォルメしすぎじゃあ……」
「いいの。夏樹の顔は私の頭の中にあるんだから、イメージが重ねれば良いんだから」
「そういう問題なのか」
「そういう問題です」

 むぅ。

 黙り込んだ俺の目の前で、春香が枕をすっと差し出す。俺が手をのばすとヒョイッと枕が逃げた。
 再びのばした手の先で、ぱっと枕が消える。神力収納か。
「あ――」というと、春香はにっこり笑って、
「でももういらない。夏樹はもう、ここにいるんだから」
と言う。

 春香がゆっくりと立ち上がり、俺の所にやってくる。何をするんだろうと見ていると、堂々と「よっこらしょ」と言いながら、あぐらを組んでいた俺の足の上に頭を載せて、ごろんと仰向けになった。

 甘えん坊モードになったな。
 苦笑しつつも、春香のほっぺたを触る。
 春香も手をのばして、俺の頬に手を当てた。ほくそ笑んで俺を見上げている。

 お酒をくいっとあおり、空になったお猪口をちゃぶ台にトンと置いた。空いた手で俺の春香の手に自分の手をそっと重ねる。
 そのまま目をそっとつぶり、添えられた春香の手に頬をすり寄せ、そのぬくもりを味わった。

 いつしかお互いに口数が少なくなった。
 そっと目を開き、足の上の春香を見つめる。酔いが回っているのもあるだろうけど、その目元は少し熱を帯びているようだ。

「――じゃあ、上に行こうか」
というと、春香はうなずいて身体を起こした。

 いそいそと窓を閉めに行くと、春香は片付けを明日にしたらしく、先にハシゴの上にのぼっていく。
 部屋の電気を消すと、ロフトにある行灯あんどんに明かりが灯った。まるでベッドランプのように、ほのかな光がロフトから漏れている。

 ハシゴを登り上にあがると、すでに春香は布団の上で正座をしていた。

 対面するように俺も正座で座り、すっと彼女の左手を取る。怪訝けげんな表情を浮かべた春香の目の前で、神力収納から結婚指輪を取り出した。

 俺たちの絆の指輪を、今ふたたびはめよう。

 少し震える春香の薬指に、ゆっくりと指輪をはめていく。するすると奥へ差し込み、かつての定位置へ。

 無言のうちの儀式。誰も見ていない2人だけの儀式だ。

 次は俺の番。
 左手を差し出すと、春香が同じように仕舞っていた結婚指輪を取り出した。俺の左手を取って同じように薬指にゆっくりと指輪がはめられる。

 その途中から、不意に春香の頬をツーッと一筋の涙が流れ落ちた。終わってから、親指でその涙をぬぐってやり、潤んだ瞳を正面から見つめる。

 胸の奥から、愛してるっていう気持ちがこみ上げてきて、目もとが熱くなる。視界がにじんできた。

「ただいま……。春香」

 改めてそう言うと、春香は微笑んで、
「お帰りなさい。……あなた」
と言って、抱きついてきた。

 柔らかい彼女の身体を受け止めて、そのまま布団の上に倒れ込む。震える彼女の唇、そして涙の跡に次々に口づけをしていく。

 ああ、こんなにもお前が愛おしい。――愛してる。心の底から愛してる。

 何度も何度もキスをしているうちに、次第にとろけていく心。
 お互いに愛を与えようとするように、俺たちは求め合い、やがて何もかもが一つになっていった。