「師弟愛の像」
1つ紹介。京都円山公園。
「師弟愛の像
鳴呼、暴にして無情の室戸台風、
くずれ落ちる校舎の下に七人の教え子をかばいながら
荒れ狂う天空に必死の加護を祈る女教師の崇高な姿、
腕に胸に膝にすがって師の無限の愛情に恐怖をこらえる
幼い児童達の傷々しい姿
死線を越えた師弟純愛のこの群像は、見る人をして胸を打たれ、
聞く人をして襟を正さしめ、ひたすらに冥福を祈り、
合掌黙祷を禁じ得ないのであります。
かく大き愛のすがたをいまだ見ず
この群像に涙しながる
吉井 勇 」
昭和9年の室戸台風によって、右京区の淳和小学校(現在の西院小)では児童32人、教諭1人が亡くなりました。
このとき、一年生の教室が倒壊し、松浦寿恵子先生は、子供達をかばい、命を落とされました。先生の両わきにいた2人の児童が無事に助かったとのこと。
崇高な姿は人々に語り継がれていくのでしょう。
※昔撮った写真を見ていると、色々と出てきて懐かしいですね。
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