The end is the beginning.
ふと本棚にあったScreenplayの『キャスト・アウェイ』を手に取りました。
トム・ハンクス主演の映画で、無人島から戻ってきたチャックが、恋人のケリーと再会するシーンにはとても切なくなります。
そして、チャックは言います。
ぼくは彼女をもう一度失ってしまった。ケリーを失って、とても悲しいよ。
でも、彼女の写真があの島で一緒にいてくれたことにとても感謝している。それで、今、どうすればいいか、わかるんだ。生きていかなければと。なぜなら、明日、太陽は昇る。潮流が何を運んで来るかは誰もわからないだろう?!(p131)
無人島での漂流生活。生きていく希望だったのは彼女の写真だったのでしょう。
でもその彼女を失ってしまった今。それでもなお、生きていかなければとわかる。
だって自分のところに、明日は何かが訪れるのかもしれないじゃないか――。
3月31日の今日で3月も終わり。明日からは新年度です。
The end is the beginning. ――終わりは始まり。皆さんのところにも新しい出会いが訪れますように。
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