01第一章 時を超えて 19.春香と優子 「春香、どうしたの?」受話器の向こうから優子がきいてきた。「あのね。優子。ちょっと聞いてくれる?」「う、うん。いいけど」 床に座り壁により掛かっていた春香は、手にした受話器を強く握った。「今日ね……。なっくんに告白されちゃった」 昼を思い出... 2023.11.01 01第一章 時を超えて